もうすっかり桜も散ろうとしていますが、ここ数日は都内に出掛けてきました。
まずはギャラリー巡り。イラストの世界は広いようで案外狭い世の中ですが、今回は知らない人ばかりが展示しているところへ。青山に行けば誰かしらの展示が無料で見られるのが、不思議な街だといつも思います。でも銀座よりも敷居が低いのですんなりと入りやすいのがいい所です。そんな展示を見ていたら、なんと60歳の人のイラストが!これがすごく上手い!! これを見てちょっと頑張らなくちゃ、と思わずにはいられませんでした。あまり年齢が関係ないのもこの職業のいい所です。 ぶらぶらと歩いていると、裏路地には黒猫が2匹。 都会で野良猫とか見ると、なんだか安心してしまいます。コンクリートの中でもしっかりと自分たちの場所を見つけて生活しているんだなと。 そして昨日は、前から行こう行こうと思っていたけどチケットを取るのが面倒で、なかなか重い腰をあげられずにいた「ジブリ美術館」に初めて行ってきました。平日なのにすごい人の数、よくみると外人さんがたくさんいました。みんなジブリが好きなんだね。建物の中は階段、扉がたくさんあって迷いそうだな…と思っていたら、パンフレットに「迷子になろうよ、いっしょに」と書いてあったので納得。さすがに大人になって迷子になったら泣いちゃいますけどね…。ちょうど今はポニョの原画展をやっていたのですが、背景とかの絵を見ると気が遠くなりそうなくらい描き込んでいます。木漏れ日の光や、水の透明感、草が風になびく感じ、どれも「すごい…」としか言えませんでした。 なかでも大きな透明のゴムボールの中にポニョが入っていて、叩くとぽにょぽにょする作品がとても気に入りました。(笑) それから美術館限定の短編アニメーションが見れるのですが、入り口でフィルムを使ったチケットが貰えます。みんなそれぞれ違うシーンのフィルムが入っているんですが、僕のフィルムはこれでした。 もうちょっと拡大すると… どの作品のどのシーンなのかがわかりません…これを見てすぐ応えられる方は、かなりのジブリ通です。
by pote-san
| 2010-04-10 00:19
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