木を削って制作していると、必ず木っ端が出来る。これをなんとかしたいと思いつつ、気がつけば段ボールいっぱいの木っ端たち。作品にするには、あとちょっと長さが足りない…
いつもこれをどうしようか考えてしまいます。 いつか使うから…、と思ってしまいなかなか捨てられないのです。以前、捨てる技術という本を読んだけれど、捨てるならば最初から買うな!とはっきり言えばいいのに、回りくどい説明がなんだか流行の警告本みたいで全く参考になりませんでした。 これまで、グッズみたいなものを作ってみたけれど大量生産は出来ませんでした。もったいないとか、ロハスとかそう言う事ではなくて「いつか」の日をずっと待っているのです。 イラストレーターの佐々木五郎さんは、作品を作る時に何枚も描いて一番いいものが出来るまで制作し、それまでの失敗作品は一年に一度、庭で燃やして消却すると話してくれました。自分が気に入らないものはこの世に残したく無いというのが「プロだなぁ…」と感心させられます。でもなんとなくその気持ちが最近わかるような気がします。妥協しなければいけない時もあるけれど、妥協したものは気持ちが半減してしまう。いいものは時間がかかります。限られた時間内に仕上げるのがプロだけど、納得いくまで制作するのもプロの仕事。 ん〜、おいらはまだまだアマチュアか?
by pote-san
| 2007-02-23 03:43
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